Home | ArchiveList | Category | About
Home > スト3の魅力について
「スト3の魅力についてお願いします。素人には発売から10年経っていまだに盛り上がってる理由とかよく分からないのでそこら辺とか。」

といった質問をいただきました。スト3ことストリートファイターIII サードストライクについては別サイトを立ち上げてるくらい好きな作品ですので、珍しくマジメに答えてみました。もっと書きたいことは沢山あるんですが、あえて要約して書いてみました。それでも長いけど。
既存の格闘ゲームでは、投げと打撃とガードにおいて、じゃんけんみたいな三すくみが存在していました。打撃に対してはガードし、ガードしてるなら投げ、投げには打撃をぶつける、といった具合です(厳密には必ずしもそうはいえませんが、簡略化しました)。

三すくみがあっても現実的には、両者ずっとしゃがみガードしたままお見合いになって、どちらかが飛んだら迎撃して、相手がダウン状態になった時だけ近づいて、延々とダウン中の相手が回避しづらい行動を繰り返す、みたいなシーンが多いかと思います。

こういう事になりがちなので、三すくみの読みあいよりも単調で機械的なことをやってる方が勝ちやすい、という現実がありました。飛んだら負け、って感じです。地上戦をちまちまやるのも間合いの取り合いで面白い点はあるんですが、いかんせん単調な点は否めませんし、何よりも負けた時に実力で負けたと感じにくく、初心者の人がこういう相手に当たると格闘ゲームをすぐにやめたくなるのではないでしょうか。

この現状に対してブロッキングという防御概念、およびリープアタックという中段攻撃(しゃがみガードができず、立ちガードが必要な技)が追加されたのがスト3の最大の魅力だと思います。待ちより攻めの比重が増してきた、といった感じです。

打撃を防御する代わりにブロッキング操作を行い、成功すれば即反撃に移れます。ブロッキングを行うと、飛び道具ガード時の削りダメージなどもゼロになるため、あまりにみえみえな行動はあっさり無効化されます。起き上がりに飛び道具を重ねて体力がゼロだったら試合終了、とはならずにプレイヤーの実力次第ではそこからまだ試合が続けられるわけです。

リープアタックを行うと、威力は小さいですが低軌道なジャンプ攻撃を行うので、しゃがみガードしかしない相手であれば、容易にダメージを与えつつ接近もできます。と簡単に言ってしまうほど楽でもないんですが、相手のガードを崩す一端を担う手段があるのはいい事です。

これらの要素があるため、昔のスト2時代よりは一方的に待たれて負ける、といったシーンが少なくなったように思えます。待ってる相手に対し、飛び道具を打たれたらブロッキングし、飛び込んでも空中でブロッキングすれば相手の攻撃を無効できるからです。

だったら全部ブロッキングすればいいんじゃん、と思われるかも知れませが、なかなかそうもいかないのが現実です。操作は前か真下にレバーを入れるだけなんですが、一度入力をして失敗したら表向きは何も起こってませんが、再度ブロッキングが可能になるまでに時間がかかるのです。また、多重ブロッキングしないといけない状況もあったりします。

例えばリュウがしゃがんで待ってたとします。こちらから飛び込んでみたときに、リュウが同じ位置で同じタイミングで昇竜拳をうってくるので、空中で一度だけブロッキングして今回はこちらの読みが当たって反撃できるようになりました。

しかし調子に乗って同じタイミングで空中ブロッキングを入力したところ、相手がかなりギリギリまで待ってEX昇竜拳を打ってきました。ブロッキングするタイミングが違う上に、三回くらい空中でブロッキングをしないといけない技なので、今度は食らってしまいました。

今度はEX昇竜拳も空中で全段ブロッキングできるように練習して返り討ちにしたところ、リュウは今度はバックダッシュしてしゃがみ中足を重ねてきました。技によっては前か下のどちらかしかブロッキングを受け付けない技もあり、しゃがみ中足は下ブロッキングしかできないため、前ブロッキングの入力をしてしまったら全部くらってしまいます。

他にも色々な読みあいの発生があるので全ては書ききれないですが、このように単調な技の返し方がしづらくなりバリエーション豊かな行動が必要となってくる、という点が伝われば幸いです。この説明で興味が出てきたら、以下の動画をご覧になるとより分かりやすいかと思います。



ただし、スト2時代より酷い戦法が存在するのも事実であり(分かりにくいと思うので詳細は省きます)、ゲームバランスが良いかと言われると肯定は決して出来ないゲームではないでしょうか。

とはいえ、ブロッキングという手段があるため、昔に比べれば一発逆転を夢見ることができるようになっているので、少しキャラバランスなどが悪くて分が悪い相手であっても、まだ頑張ってみようという気にさせてくれるところが、このゲームの良いところではないでしょうか。

ブロッキングを練習すれば、こんな劇的な逆転ができるかもしれない、と思ったらワクワクしてきませんか?



こういう素晴らしいプレイをするためにも、地道な練習が必要なゲームだと思うんですが、逆に言うと少しずつ自分の中で成果が積み上がっていくのが実感できるいいゲームですね。

ゲーム中のリュウの言葉で「少しずつ強くなっていく、それがいいんだ」とありますが、まさしくこのゲームの本質を言いえた言葉でしょう。

スト3サードのリュウは勝ちゼリフに重みがあって渋い

少しずつ練習して、それが自分自身の強さに繋がっていく、といった部分が格闘ゲームの最高峰の一つ、と言われるべき理由ではないでしょうか。

最近ダウンロード販売されたオンラインエディッション(OE)では、意外と新規ユーザが増えているようなので嬉しい限りです。どちらの機種でも大きな違いは無いですが、Xbox360版だと共有タグというシステムがあるので、初心者どうしが戦いやすいという利点があります。格闘ゲームがイヤになるパターンとして、初心者なのに上級者にシステムの意味も分からないまま負けてしまって、ネガティブなイメージが付く、というケースがあると思うのですが、それを少しでも避けれるかな、と。

本来であればランクマッチ対戦というものでその辺りが考慮されてたら良かったのですが、現時点では初心者同士で対戦するといった目的には使えないのが残念です。初心者に限らず、格闘ゲームって同じくらいのレベルの相手と戦うのが一番面白いと思うので、今のランクマッチは自分にとっても有用とは言いがたいです。

ただし今後のパッチ対応でどこまで有用化されるかによっては、PS3版の方が逆によくなる可能性もあるため、現時点では360が良いものの将来的には分かりません、という感じです。今後の改善に期待したいところです。

自分は両機種持ってるんで、機会があればぜひ対戦しましょう!

Xbox360:Takehana
PS3:Takehana_Masaki


この記事へのコメント
3rd愛を感じました!!!
ピコ太
2011-11/02

お褒めいただきありがとうございます。
気合い入れて書いたのが伝われば幸いです。
コメント見逃してて、返信が7年越しになってすみません!
2018-02/19

Please JavaScript ON for comment. %3c%61%20%69%64%3d%22%6e%75%63%6c%65%75%73%5f%63%66%22%3e%3c%2f%61%3e %3c%66%6f%72%6d%20%6d%65%74%68%6f%64%3d%22%70%6f%73%74%22%20%61%63%74%69%6f%6e%3d%22%23%6e%75%63%6c%65%75%73%5f%63%66%22%3e %09%3c%69%6e%70%75%74%20%74%79%70%65%3d%22%68%69%64%64%65%6e%22%20%6e%61%6d%65%3d%22%61%63%74%69%6f%6e%22%20%76%61%6c%75%65%3d%22%61%64%64%63%6f%6d%6d%65%6e%74%22%20%2f%3e %09%3c%69%6e%70%75%74%20%74%79%70%65%3d%22%68%69%64%64%65%6e%22%20%6e%61%6d%65%3d%22%75%72%6c%22%20%76%61%6c%75%65%3d%22%69%6e%64%65%78%2e%70%68%70%3f%69%74%65%6d%69%64%3d%35%34%30%33%22%20%2f%3e %09%3c%69%6e%70%75%74%20%74%79%70%65%3d%22%68%69%64%64%65%6e%22%20%6e%61%6d%65%3d%22%69%74%65%6d%69%64%22%20%76%61%6c%75%65%3d%22%35%34%30%33%22%20%2f%3e %09 %09%09%3c%64%69%76%20%63%6c%61%73%73%3d%74%72%61%63%6b%62%61%63%6b%69%6e%66%6f%3e %09%09%09%3c%6c%61%62%65%6c%20%66%6f%72%3d%22%6e%75%63%6c%65%75%73%5f%63%66%5f%6e%61%6d%65%22%3e%4e%61%6d%65%3a%3c%2f%6c%61%62%65%6c%3e %09%09%3c%2f%64%69%76%3e %09%09%3c%69%6e%70%75%74%20%6e%61%6d%65%3d%22%75%73%65%72%22%20%73%69%7a%65%3d%22%34%30%22%20%6d%61%78%6c%65%6e%67%74%68%3d%22%34%30%22%20%76%61%6c%75%65%3d%22%22%20%63%6c%61%73%73%3d%22%66%6f%72%6d%66%69%65%6c%64%22%20%69%64%3d%22%6e%75%63%6c%65%75%73%5f%63%66%5f%6e%61%6d%65%22%20%2f%3e %09%09%3c%64%69%76%20%63%6c%61%73%73%3d%74%72%61%63%6b%62%61%63%6b%69%6e%66%6f%3e %09%09%09%3c%6c%61%62%65%6c%20%63%6c%61%73%73%3d%22%6c%61%62%65%6c%6e%61%6d%65%22%20%66%6f%72%3d%22%6e%75%63%6c%65%75%73%5f%63%66%5f%6d%61%69%6c%22%3e%55%52%4c%3a%3c%2f%6c%61%62%65%6c%3e %09%09%3c%2f%64%69%76%3e %09%09%3c%69%6e%70%75%74%20%6e%61%6d%65%3d%22%75%73%65%72%69%64%22%20%73%69%7a%65%3d%22%34%30%22%20%6d%61%78%6c%65%6e%67%74%68%3d%22%36%30%22%20%76%61%6c%75%65%3d%22%22%20%63%6c%61%73%73%3d%22%66%6f%72%6d%66%69%65%6c%64%22%20%69%64%3d%22%6e%75%63%6c%65%75%73%5f%63%66%5f%6d%61%69%6c%22%20%2f%3e %09%09%3c%64%69%76%20%63%6c%61%73%73%3d%74%72%61%63%6b%62%61%63%6b%69%6e%66%6f%3e %09%09%09%3c%6c%61%62%65%6c%20%63%6c%61%73%73%3d%22%6c%61%62%65%6c%6e%61%6d%65%22%20%66%6f%72%3d%22%6e%75%63%6c%65%75%73%5f%63%66%5f%65%6d%61%69%6c%22%3e%4d%61%69%6c%3a%3c%2f%6c%61%62%65%6c%3e %09%09%3c%2f%64%69%76%3e %09%09%3c%69%6e%70%75%74%20%6e%61%6d%65%3d%22%65%6d%61%69%6c%22%20%73%69%7a%65%3d%22%34%30%22%20%6d%61%78%6c%65%6e%67%74%68%3d%22%31%30%30%22%20%76%61%6c%75%65%3d%22%22%20%63%6c%61%73%73%3d%22%66%6f%72%6d%66%69%65%6c%64%22%20%69%64%3d%22%6e%75%63%6c%65%75%73%5f%63%66%5f%65%6d%61%69%6c%22%20%2f%3e %09%09%3c%64%69%76%20%63%6c%61%73%73%3d%74%72%61%63%6b%62%61%63%6b%69%6e%66%6f%3e %09%09%09%3c%6c%61%62%65%6c%20%63%6c%61%73%73%3d%22%6c%61%62%65%6c%6e%61%6d%65%22%20%66%6f%72%3d%22%6e%75%63%6c%65%75%73%5f%63%66%5f%62%6f%64%79%22%3e%43%6f%6d%6d%65%6e%74%3a%3c%2f%6c%61%62%65%6c%3e %09%09%3c%2f%64%69%76%3e %09%09%3c%74%65%78%74%61%72%65%61%20%6e%61%6d%65%3d%22%62%6f%64%79%22%20%20%63%6c%61%73%73%3d%22%63%6f%6d%6e%61%6d%65%22%20%63%6f%6c%73%3d%22%35%35%22%20%72%6f%77%73%3d%22%31%30%22%20%69%64%3d%22%6e%75%63%6c%65%75%73%5f%63%66%5f%62%6f%64%79%22%3e%3c%2f%74%65%78%74%61%72%65%61%3e %09%09%3c%62%72%2f%3e%3c%69%6e%70%75%74%20%74%79%70%65%3d%22%63%68%65%63%6b%62%6f%78%22%20%6e%61%6d%65%3d%22%6e%6f%74%73%70%61%6d%22%20%76%61%6c%75%65%3d%22%35%34%30%33%22%20%69%64%3d%22%6e%75%63%6c%65%75%73%5f%63%66%5f%73%70%61%6d%22%20%63%68%65%63%6b%65%64%3d%22%63%68%65%63%6b%65%64%22%20%2f%3e%3c%6c%61%62%65%6c%20%66%6f%72%3d%22%6e%75%63%6c%65%75%73%5f%63%66%5f%73%70%61%6d%22%3eチェックを外してください%3c%2f%6c%61%62%65%6c%3e %3c%69%6e%70%75%74%20%74%79%70%65%3d%22%68%69%64%64%65%6e%22%20%6e%61%6d%65%3d%22%74%69%6d%65%72%22%20%76%61%6c%75%65%3d%22%31%35%34%34%35%31%38%36%35%36%22%20%69%64%3d%22%6e%75%63%6c%65%75%73%5f%63%66%5f%74%69%6d%65%72%22%20%2f%3e %09%09%3c%62%72%20%2f%3e%3c%62%72%20%2f%3e %09%09%3c%69%6e%70%75%74%20%74%79%70%65%3d%22%63%68%65%63%6b%62%6f%78%22%20%76%61%6c%75%65%3d%22%31%22%20%6e%61%6d%65%3d%22%72%65%6d%65%6d%62%65%72%22%20%69%64%3d%22%6e%75%63%6c%65%75%73%5f%63%66%5f%72%65%6d%65%6d%62%65%72%22%20%20%2f%3e %09%09%3c%6c%61%62%65%6c%20%66%6f%72%3d%22%6e%75%63%6c%65%75%73%5f%63%66%5f%72%65%6d%65%6d%62%65%72%22%3e%53%61%76%65%20%59%6f%75%72%20%49%6e%66%6f%3c%2f%6c%61%62%65%6c%3e %09%09%3c%62%72%20%2f%3e %09%09%3c%69%6e%70%75%74%20%74%79%70%65%3d%22%73%75%62%6d%69%74%22%20%61%6c%74%3d%22%41%64%64%20%43%6f%6d%6d%65%6e%74%22%20%76%61%6c%75%65%3d%22%41%64%64%20%43%6f%6d%6d%65%6e%74%22%20%63%6c%61%73%73%3d%22%66%6f%72%6d%62%75%74%74%6f%6e%22%20%2f%3e %09%09%3c%62%72%20%2f%3e %3c%2f%66%6f%72%6d%3e
Home | PageTop | RSS2.0 | ATOM