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ミスター・ガラス(公式サイト)



これはとてつもない作品でした。今年が始まって間もないのに、これを超える作品に出会えるのかと思ってしまうレベルの面白さでした。

三部作の締めくくりという位置づけにあるため、できれば『アンブレイカブル』『スプリット』と鑑賞した上で『ミスター・ガラス』を見たほうが無難だと思います。

アンブレイカブル [Blu-ray]
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ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
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2010-12-22


スプリット [Blu-ray]
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NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
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2018-05-09



『ミスター・ガラス』は単体で見ても面白い作品ではありますが、続けて見て本作を三作目として見た方が感慨深さがかなり変わってくるかと思います。1月末には全国の殆どで上映が終わってしまうとあり、今から二作見てからというのもハードルが高いとは思います。しかし、そこまでしてでも見る価値がある傑作です。



アメコミのヒーローが日本でも浸透してきたといえるこの時期に、シャラマン監督が突きつける本作の意味は、見る人の感性を揺さぶってくるのではないでしょうか。これは映画好きな人々に是非見てもらいたい作品です。
シュガー・ラッシュ:オンライン|映画|ディズニー公式



見に行く前は、あの『シュガーラッシュ』の続編ということもあり、完成度が高かったあの前作からうまく続編が作られるんだろうか、という不安もあったんですよね。今年のはじめに、個人的にちょっとどうかと思うような続編を見てしまってたので、なおさら不安になります。出演者のオファーがうまく取れなかったから、とりあえず前作の登場人物は殺してしまおうか的なノリで、前作へのリスペクトとかも感じられなかったんですよね……まさかあんな酷いことになるとは……

そういうこともあり、続編は本当に作るのがいろいろな意味で難しいんだろうな、というところもあったのですけれど、本作を見はじめて数分後にはそういった不安は早々にかき消えました。これは絶対面白いに違いない、と思わせるものがあり、その予感どおり最後まで親子ともども存分に楽しめました。実は息子と初めて一緒に映画館に行ったんですが、記念すべき映画体験がこの作品でよかったです。
映画『へレディタリー/継承』公式サイト

かなり強烈な印象をはなつ、新世代のホラー映画といっても差し支えない出来栄えだと思います。ホラーといってもいろいろ細かいジャンルわけがありますが、それすら知らずに飛び込んだほうが、物語に翻弄されるかと思います。

予告編もうまくできていて、事前に見てもそこまでネタバレにはなっておらず、作品の雰囲気や魅力を伝えるものになってます。とはいえ、できれば予告編すら見ずに「なんだか凄い映画らしいぞ」くらいの何も知らない状況で見たほうが、いろいろと効果的ではないかと老婆心ながら思う次第です。



かなり陰惨な内容なんですが、直接的なスプラッター描写などがほぼないので、実はPG12だったりします。鑑賞してからそう知って驚いたぐらいですけれど、だからといってホラーとしてドキッとしないシーンがない、というわけでもないので、ホラーが本格的に苦手だったら避けたほうがいいかもしれませんが、少しでも耐性あるなら是非見ておいた方がいいと思います。

海外ホラーでよくありがちなのが、予告もなく突然バーンと音をたてる、ビックリ屋敷みたいな底の浅い条件反射的な驚かせ方だと思いますが、本作はじわじわと何かが来そうな予兆を出してきて、こちらの緊張感をあおってくるあたり、和製ホラーに通じるものがあると感じました。安直さがないゆえの、妙な凄みがあります。

ホラーとしても一級品ですが、伏線の張り方が素晴らしく、二度目の鑑賞にも耐えうるものがあります。自分があんまりホラーを見ないからかもしれませんが、ここまで伏線を巧みに仕込んでるホラーは初めて見たので、そういう意味でも驚愕しました。

自分的には『哭声/コクソン』(感想)を初めて見たときのような先の展開の読めなさ、得体のしれなさを感じました。この映画は、いったいどこに着地しようとしているのか、という当惑感。



見終えて劇場から外に出た途端、「戻ってきた……」と安堵して、自分がいかにこの陰鬱な世界に入り込んでたか実感しました。ホラー映画がよほど苦手でなければ、是非見てもらいたい名作だと思います。
映画『ペンギン・ハイウェイ』公式サイト

原作小説(感想)の独特なゆるい雰囲気が好きで、映画版は知人が5回も映画館に見に行くくらいだったので、これは出来が相当いいんだろうなと期待して劇場へ行き、期待以上の出来栄えに満足しました。個人的には『君の名は。』や『シンゴジラ』級のインパクトです。

予告編も特にネタバレ要素はなく、未見の人が興味を持たれるのに効果的な内容となっているかと思います。この映像で興味をもたれたら、劇場へ向かっても期待を裏切られることは無いと思います。



ほんとうは土曜日の映画の日に見ようと思ったんですが、悲しいことに上映本数がぐっと減ってて息子のお迎えの都合上ムリだったため、仕方ないから金曜の夜中に息子を寝かしつけてから観にいったんですが、結果的に8月31日という夏休み最後の日を、この素晴らしい映画で締めくくることが出来たのは僥倖でした。


夏の思い出になる、爽やかで素敵な映画だと思います。
映画『カメラを止めるな!』公式サイト

最初は東京で2箇所で上映されてたのみだったのに、評判の良さから全国各地で上映館が増えていってる、という情報だけ聞いて映画館に行ってきましたが、上映館が大増殖していってるのも納得な傑作でした。

この映画がどういう作風なのか、といった前情報すら無しで見たほうが楽しめると思いますので、些細なネタバレすら食らわずに、即座に映画館へ行ってみてはどうでしょうか。
去年の冬、きみと別れ (初回仕様) [Blu-ray]
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ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
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2018-07-18



TLで「試写会で好評なミステリ映画」という文言を見ただけで劇場に足を運んだので、原作小説も未読の状態だったんですが、これがもう自分の好みに超ストライクな大傑作でした。ミステリ・サスペンス好きな方なら、即座に見に行ったほうがいいでしょう。老婆心ながら忠告しますが、Twitterの感想どころか、公式サイト、予告編も見ないほうがいいかと思います。

役者さんには全然詳しくないのでわからないんですが、全員演技がうまくて、静かな緊張感があってよかったですね。冒頭の手紙のシーンを見た途端に「これは傑作なのでは……?」という確信めいた根拠のない予感がしたのですが、こういう風に感じる時は幸運なことに予感が外れたことがないですね。

セリフ一つ一つといい、カメラワークも凝ってて、ただの会話のシーンであっても退屈させないという無言の意思を感じました。神は細部に宿ると言いますか、端々に手が込められているのが上映開始すぐに伝わってきたので、傑作の予感に繋がったのも当然だと思います。

ここからネタバレ感想になるので、鑑賞後の閲覧を推奨します。



前半は斜め前の観客が実にマナーが悪くて、面白そうな映画なのに最悪だな……と思ってたんですが、途中から姿勢がよくなって行儀よく見始めたので、違う意味で凄い映画だと感心しました。なんという映画パワー!!

原作もあるようですが、いきなり映画から見たほうが、より楽しめるかも知れませんね。まだ3月ですけれど、今年見た映画の個人的ベスト3には確実に入るであろう傑作だと思っています。事前情報無しに、多くの人に見ていただきたいですね。
映画『殺人者の記憶法』公式サイト

これは凄い映画でした。アルツハイマーの元殺人鬼という設定や、このポスター画像にビビッときたら、ぜひ見ましょう!(なおグロ度はかなり控えめなので心配無用です)。


これ以上の内容については、ネタバレ前提で感想を書きます。



韓国シリアルキラーものの名作がまた増えた、って感じですね。韓国映画のパワーには驚かされるばかりです。
キングコング:髑髏島の巨神 [Blu-ray]
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ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
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2017-12-16



最初は40インチのテレビで息子と一緒に見てて、「どんきーこんぐだねー」「いかおいしいの?」と息子が話しかけてきたので、割とほのぼのと見てました。

そのうち息子が寝てしまったので別室に連れてった後、ふと一人で見るならPSVRのシネマティックモードだと凄いのでは……と思って試したら、これがもう同じ映画と思えないくらいの迫力の違いに驚きました。

多少解像度は落ちるものの、ヘッドホンも装着することになるので細かい音にも気づきやすいし、盛大な効果音と大画面は正義! 今後はアクションものはPSVRで見ようかと思いました。完全に寝転がりながら、プラネタリウムでも見てるような体制でも鑑賞できるのが地味に便利ですし。

映画の内容的には、良い意味で今風な味付けになってると感じました。敵はどこにいるのかというセリフでの『世界の警察』への皮肉といった要素の存在で、ハリウッドによくあるような単純な勧善懲悪から一歩引いた所に居るのではないでしょうか。

アクションの派手さ的にも申し分なく、スタッフロール後には既存の怪獣映画のリスペクトも感じられ、良い映画だったかと思います。
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2018-01-24



石橋さんがめっちゃ褒めてるので、感想のところは斜め読みのまま、ほとんど前情報なしにレンタルしてきたんですが、これは確かにサイコーに面白かった!
新感染 ファイナル・エクスプレス
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2018-01-24



走行中の列車内という逃げ場のない舞台での感染パニック映画で、期待どおりにかなり面白かったです。

ゾンビものの割にはグロ度は低めですね。主人公たちが銃器を扱わないので、あんまり臓器とかが出ないです。自分はホラーは好きだけど、ゴア表現は苦手なんでありがたかったですね(バイオ7もグロテスク版ではなく、ノーマル版買ったくらいなので)。

積極的に怖がらせようという雰囲気じゃなかったので、そこまで恐怖感は感じなかったんですが、常に安心できない状態であるから最後の最後まで緊張感が持続されました。列車内なので密室劇になるだろうから場面に変化が出せるんだろうかと思ってましたが、それは要らぬ心配でした。様々なシチュエーションがあって、最後まで飽きさせませんでしたね。

一番の見所は人間ドラマでしょう。色々な登場人物が居ますが、無駄な人物が一人もおらず、ストーリーを盛り上げるために的確に配置されています。きちんとした人物描写からか、それぞれの行動理由に説得力があり、伏線の貼り方・回収も丁寧で見応え抜群です。

ここからネタバレ感想になるので、鑑賞後の閲覧を推奨します。



かなり練られたシナリオで、良い映画を見たという思いを堪能できました。ゾンビ映画にまた一つ名作が増えたと思います。
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